チェーン注油は自分でできるの?

チェーンを守るチェーンオイル

バイクのチェーンは、エンジンのパワーを後輪に伝達してタイヤを回して走らせるパーツです。
自転車のチェーンも同様の役割をしているので、馴染み深いパーツではないでしょうか。
自転車も同様ですが、バイクのチェーンにもオイルが塗られています。

チェーンは動力をリアタイヤに無駄なく伝えるためには、スムーズに動かさなければいけません。
さらに、大きな動力を伝達するので、チェーンの歯車に大きな負担がかかります。
動力を無駄なく伝え、チェーンの負担を和らげるために、チェーンを皮膜で保護する潤滑剤である油が欠かせないのです。

しかしチェーンは油でベタベタしているので、誇りやゴミが付着しやすく、雨天の走行では雨水でオイルが流されやすくなります。
このため、油切れを起こしやすいので、定期的な注油が必要です。

チェーンへの注入時期の目安としては走行距離で1,000キロごと、経過時間では1か月ごとといわれていますが、車種や走行道路などの環境、走り方などによって異なります。

チェーンに注油するときのポイント

チェーンオイルへの注入で用意するものは、チェーンオイルとウエス(使い古した布)です。

チェーンにはシールチェーンと、ノンシールチェーンの2つ種類があります。
シールチェーンは、内部にオイル(グリス)を閉じ込めておくシールが付いており、ノンシールチェーンはシールがありません。
自分の愛車のチェーンがどちらのタイプなのかを見極めて、それに合わせたオイルを選んでください。

自分のバイクがどちらのチェーンなのかがわからない場合は、シールチェーン用のオイルを使いましょう。
シールチェーンには専用のオイルを使う必要がありますが、ノンシールチェーンの場合はシールチェーン用のオイルも使えるからです。

ではオイルの注入の方法をみていきましょう。
まず、硬めのブラシやウエスで、チェーンの汚れを掃除します。
チェーンの汚れ取り用のチェーンクリーナーも販売されていますから、それを使うのもおすすめです。

チェーンがきれいになったら、オイルを補給します。
このときにリアブレーキにオイルがかからないように、十分に注意してください。
ブレーキ部にオイルが付着すると、ブレーキが滑ってかからなくなることがあります。

オイルをスプレーする場所は、チェーンのローラーと歯車の部分です。
このとき、リアタイヤを回しながらチェーン全体にオイルを補給するので、後輪を浮かせるメンテナンススタンドがあると便利です。
チェーン全体にオイルが行き渡ったら、最後にチェーンの外側にかかったオイルをウエスで拭き取って完成です。

こまめにチェーンにオイルを補給すると同時に、補給前にチェーンに付いた汚れをしっかりと落とすことで、チェーンの作動が滑らかになり、長持ちするようになります。