パニックブレーキの対処法

パニックブレーキ

バイクでスピードを出していると、急に人や車が飛び出してきてブレーキを強くかけてしまうときや、スピードが出てカーブを曲がれなくて焦って急ブレーキをしてしまうときなどもあります。
人はバイクでも予期せぬことに遭遇すると、パニックになって急ブレーキを使います。
このようなブレーキをパニックブレーキといいます。

そして強くブレーキをかけると、前輪や後輪がロックしてしまい、バイクが思わぬ方向に行こうとするので、さらに焦ってしまうこともあります。
しかしそこで焦ると事故を起こしたりするので、パニックブレーキになったときは焦らずバイクを安全に操作することが大切です。

パニックブレーキになった場合の対処方法

バイクのブレーキも急激に力強くかけると、タイヤがロックしてしまい、バイクを思い通りに操作できなくなり、バランスを崩し、最悪の場合は転倒して怪我をしてしまいます。
日頃からバイクのブレーキ操作は緩やかに行うことを心がけるべきですが、とっさに急ブレーキをしてしまった場合は、以下の状況に応じてそれぞれ対処しましょう。

・後輪ロック
急ブレーキでもしも後輪がロックしてしまった場合は、キキーなどという音をたてて後輪が跳ね上がることがあります。
後輪がロックしてもバイクはそのまま前進しますので、ブレーキを緩めてやれば事故を起こさず問題も起きません。
そして正確に状況を判断して対処し、急ブレーキから回復したら落ち着いてバイクを制御しましょう。

・前輪ロック
前輪がロックしてしまった場合は、後輪ロックとは違い急激にバランスが崩れます。
そのままの状態だと転倒してしまったりしますので、前輪ロックの対処は如何にしてその兆候を早く察知するかです。
ハンドルがガクガクして微振動がある、フロントタイヤのグリップが少なくなる、などの場合がその兆候です。
前輪ロックしたときは、すぐにブレーキを緩めるのが鉄則です。
そしてタイヤのグリップが戻ったら、緩めにブレーキをかけてスピードを落としましょう。

・スライドしたとき
車体が傾いていて急ブレーキをかけると、スライドすることも多いです。
大きくスライドすると、ハイサイドなどになり転倒することもありますので、早めの感知が大切です。
後輪がスライドしたなら、ハンドルを進行方向に向けてバイクを操ることです。
無理にハンドルを切ろうとすると、転倒することも多いです。

・急な飛び出し
人や物が急に飛び出してきて、ブレーキが間に合わないときは、曲がりたい方向とは逆に一瞬ハンドルを切ります。
そうするとバイク全体の体重が曲がりたい方向に傾き、そちらにバイクが動き回避できます。
回避できたら落ち着いて、バイクの体勢を整えます。